京大東南研(CSEAS)の月刊ニューズレター「かもがわ便り」11月号の挿入画を担当しました!

2024年11月のニューズレター記事は坂本龍太氏(フィールド医療)による「日常の輝き」。

エッセイでは川端康成の『雪国』やマーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』など、誰もが一度は読んだり目にしたことのある書籍が複数紹介されています。フィールド医療を専門とする著者が共感するのは、これらの物語に共通して描かれる日常のあるがままの姿なのかなと、坂本氏の著書『ブータンの小さな診療所』(坂本龍太、2014年、ナカニシヤ出版)を読みながらしみじみと感じ入りました。

あるがままの姿をそのままの姿で受け入れ、受け止める。

それだけで実に尊いと感じます。

日常の輝き – CSEAS Newsletter

坂本 龍太(フィールド医学) 幼い頃、姉と私が寝る前に母がいつも絵本の読み聞かせをしてくれた。小学生時代もよく図書館に連れていかれて、熱心に本を選んだ。一度に借…

◆挿入画解説◆

日々の営み、そこにある人びとの暮らしをあるがままに慈しむエッセイ著者の思いを強く感じたことから、著者の愛するブータンの「日常」のひとときを描出しました。