京大東南研(CSEAS)の月刊ニューズレター「かもがわ便り」4月号の挿入画を担当しました!

2026年4月のニューズレター記事は甲山治氏(水文学、地域研究)による「偶然を引き受ける:移動観測から地域協働へ」。

本多勝一氏の『極限の民族』ならびに角幡唯介氏の『43歳頂点論』が紹介されました。

挿入画解説

移動観測の世界から、地域住民との関わりを引き受け、定点観測の世界へとエッセイ著者が主軸を移していく様子を、またそれによりエッセイ著者と地域住民との信頼性が育まれていく様子を、画面手前の人の動きや植物で表現しました。

画面奥の図表が描かれたマトリクスの土地は、土地や空間をデータとして見る移動観測の世界を表しています。

環境劣化を引き起こす泥炭地(マトリクス近辺の水たまり様のもの)と対比としてエッセイ著者の行動によって再構築された森林(画面右)を描くことで、エッセイ著者の研究が地域に還元されている様子を暗に示しています。

エッセイの核となる「偶然を引き受ける覚悟」を、「扉を自ら開く人」で表現しました。