京大東南研(CSEAS)の月刊ニューズレター「かもがわ便り」6月号の挿入画を担当しました!
2026年6月のニューズレター記事はヘナレス・ユーニン氏(比較文学、ファッション研究)による「ある女王の物語」。
倉沢愛子著『南島に輝く女王 三輪ヒデ 国のない女の一代記』(岩波書店、2021年)が紹介されました。
挿入画解説

エッセイ著者が「フィルム・カメラの動きのような遠近感」と表現するように、三輪ヒデと周囲の人々の動きを時間の流れに乗って横から見ているような、そんな読書体験が得られる書籍でした。
その書籍とエッセイをイラスト化する時、どのような三輪ヒデを切り取ったら良いか悩んだのですが、晩年に撮影されたタバコを咥えてソファで微笑む三輪ヒデが、さまざまな困難や苦労を乗り越えてきた豪胆さと、まさに「女王」にふさわしい貫禄を感じさせたため、それを肖像画という形でイラスト化し、マレとトッケが鑑賞する図式にしました。

