京大東南研(CSEAS)の月刊ニューズレター「かもがわ便り」10月号の挿入画を担当しました!

2026年7月のニューズレター記事は木村 里子氏(水中生物音響学)による「キリンになる日」。

『キリン解剖記』(2019年、郡司芽久、ナツメ社)が紹介されました。

挿入画解説

マレは目の前の大きなキリンを憧れの眼差しで見つめています。そんなマレとキリンの影を重ねて一つの大きなキリンの影とすることで、「キリンになれる」という可能性を表現しました。

一方のトッケは首を下げて水を飲む、もう一頭のキリンに視線が釘付けになっています。あるいはトッケは、あの長い首は頭上の葉を食べるだけでなく、足元にある水を飲むことも可能にしているのだということに気がついたかもしれません。

憧れは理屈抜きで心に根付き、上へ上へと伸びる力を与えてくれますが、いつか、ただ上だけを目指すのではなく、下へと伸びることもできるようになった時にその力は強さを増すのだと、エッセイから読み取ったメッセージをマレとトッケの姿勢を通して描くよう努めました。